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日本語版キャスト

エド・ストレイカー(Ed Bishop):広川 太一郎

​アレック・フリーマン(George Sewell):小林 昭二
ポール・フォスター(Michael Billington):羽佐間 道夫
ヴァージニア・レイク(Wanda Ventham):小原 乃梨子
ジェームズ・ヘンダーソン(Grant Taylor):早野 寿郎/巌 金四郎
キース・フォード(Keith Alexander):嶋 俊介
アイーシャ・ジョンソン(Ayshea Brough):池田 昌子
ミス・イーランド(Norma Ronald):来宮 良子
ミス・ホーランド(Lois Maxwell):園田 昌子/来宮 良子
ダグ・ジャクソン(Vladek Sheybal):穂積隆信/大塚周夫
シュローダー(Maxwell Shaw):千葉 耕市/三田 松五郎/村越 伊知郎
SID(Mel Oxley):加藤 精三
ゲイ・エリス(Gabrielle Drake):松島 みのり
ニナ・バリー(Dolores Mantez):北浜 晴子
ジョーン・ハリントン(Antonia Ellis):池田 昌子
マーク・ブラッドレイ(Harry Baird):青野 武
ピーター・カーリン(Peter Gordeno):田中 信夫
ルー・ウォーターマン(Gary Myers):仲村 秀夫/野田 圭一/嶋 俊介

ナレーション:矢島 正明

翻訳:木原 たけし

演出:近森 啓祐

​日本語版制作:東北新社

ゲストキャスト一覧

放映リスト

日本テレビ

1970年10月3日~1971年3月27日 毎週土曜 20時~20時56分『謎の円盤UFO』(26回)

​新聞記事

『読売新聞』1970年7月15日水曜日朝刊 東京版 23面

空飛ぶ円盤がやってくる!!
UFO 未確認飛行物体 ――英ITC製作SFシリーズ――
脅威にいどむ防衛軍 80年代の科学を根拠に
日本テレビ系で10月3日から
 最近、宮城県で高校生が空飛ぶ円盤の写真撮影に成功し話題になっているが、こんな正体不明の物体と宇宙からの脅威をテーマにしたイギリスのSFテレビ映画シリーズが、十月第一週から日本テレビ系ではじまる。カラー一時間の「UFO」(未確認飛行物体)。さきに「サンダーバード」「スティングレイ」など日本でも放送されたSF人形劇の傑作を生んだITCの製作だ。こんどは人形劇でなく、俳優を使い、これまで研究を重ねた特撮技術を集大成してのSF映画である。
 製作陣は、SFものを手がけて定評のあるゲーリー・アンダーソン、シルビア・アンダーソン夫妻、さらに長いこと仕事をともにしてきたレグ・ヒル。作品のポイントになる特撮には、世界屈指の装備を持つといわれる二十一世紀映画会社のスタジオでいくつもの特殊な機器を使い、SFや未来の世界のイメージに現実性を持たせて画面に定着させる〝魔術的操作〟をしたという。
 とにかく、この作品の製作ニュースが日本にはいるや、日本テレビをはじめ、NHK、フジテレビ、NETの各局、電通、博報堂の広告代理店と、計六社が争奪戦を演じ、獲得した日本テレビが各局からうらやましがられているほどの話題の作品だという。
 放送開始は、日本テレビが第一週(三日)の予定で、ゴールデンの激戦地帯、土曜午後8・00の枠。イギリスでもITA(英民放)で同じく十月スタート。アメリカでも、ABCネットワークで来年一月から放送する。
 物語は、人類初の月世界到達のニュースがすでにひとむかし前の話題になった一九八〇年代に時代を設定している。多くの人が空飛ぶ円盤を見たと証言し、ナゾの飛行物体の存在はもはや動かしがたい事実となっているとき、では「その物体の正体は?」「どこから?」「だれが?」「どんな目的で?」来たのか、それをさぐり、脅威に立ち向かう。このため、高度な頭脳と精密な装備の防衛システム〝シャドー〟が、ある映画会社のち地下深くにつくられ、ここを司令部に、月には〝ムーン・ベース〟(月面基地)、海底に空も飛べる潜航艇の基地が設けられる。
 これら各基地には、高度な分析能力を持つコンピューター・システム〝シド〟のコントロールで一体となって動く仕掛けだ。画面に登場するSF機器や特殊装置は決して荒とう無けいなオモチャではなく、それなりの基盤と必然性が十分考慮されてつくられたという。
 登場する俳優にしても、たとえば女性は十年後には体格が今よりぐっとよくなっているだろうという想定で、ほとんどが一㍍六五位上の均整のとれたプロポーション。薄紫のかつらにからだの線がくっきりと出る薄もののスーツというスタイル。すべて加速度的に信奉する宇宙科学のムードの合わせて考えられている。
 なお「UFO」とは、unidentified flying objectの略で、正体不明の飛行物体。
 〔写真註釈:ドラマに登場するナゾの飛行物体〕

『読売新聞』1970年10月3日(土)東京版朝刊24頁

試写室「謎の円盤UFO 見ごたえある特撮 宇宙の侵略者と叩かう地球防衛軍」
日本テレビ午後8・00

 宇宙からの侵略者〝空飛ぶ円盤〟に立ち向かう地球防衛組織〝シャドー〟の活躍を描いたSFテレビ映画。
 時は一九八〇年。十年前、地球に未確認飛行物体、つまりUFOが侵入、以後ひんぴんと、UFOによる人間誘かい事件が発生した。地球側は、秘密の防衛組織シャドーを結成、ある映画会社のち家に近代的な装備をもった本部を設置し、UFOに相対した。UFO出現から十年。シャドーは月面基地に原子弾装置を持った迎撃機を配置、また北大西洋の海底基地には空飛ぶ潜水艇スカイダイバーも用意し、ようやくUFOを迎える体制が整った――。シャドーを指揮するのはストレイカー司令官(エドワード・ビショップ)補佐のフリーマン大佐(ジョージ・シーウエル)ら。
 折りも折り、UFO攻撃の新兵器の発明者の女性科学者バージニア・レイク(ワンダ・ベンサム)らを載せた旅客機がUFOに襲われたが、海底基地のスカイダイバーが見事UFOを撃墜、一人の宇宙人をとらえた……。
 このシリーズは「サンダーバード」「キャプテン・スカーレット」など、人形劇作品で定評のあったイギリスのゲーリー・アンダーソン、シルビア・アンダーソン夫妻の製作になるもの。今回は人形でなく俳優が演じているが、やはり見所は特撮部分だ。空飛ぶ円盤、空飛ぶ潜水艇、月面基地でのコンピューター装置など、精巧なセットも見事。登場する女性たちが披露する、からだにぴったりの薄い〝キャト・スーツ〟、色彩あざやかなかつらなど〝未来のファッション〟も目を楽しませる。
 また、科学的な裏づけもある程度ちゃんとしている事など、平均的SFファンならまず満足できる内容。

  (史)

 

『読売新聞』1974年12月15日(日)東京版朝刊12頁

「放送塔 深夜ではみられない」
 ▶東京12「謎の円盤UFO」は、小中学生向きのSFです。それなのに、火曜日の深夜0時20分という放送では、見たくてもみられません。なぜこのような時間帯に置くのでしょうか。(神奈川県厚木市・中学生・KS15)
 【お答え】「謎の円盤UFO」を、深夜に放送しているのは、同番組が小・中学生のみでなく、あくまでも一般成人向け番組と、判断したからです。なお、局の方針として、ウィークデー深夜の同時間帯は、アクション路線の番組で編成することにしています。

  (東京12チャンネル編成部)

 

『読売新聞』1978年3月4日(土)東京版朝刊24頁

「放送塔 〝謎の円盤〟再放送を」
 ▶「謎の円盤UFO」(注=四十五年十月から約半年、日本テレビで放送)を再放送して下さい。当時、私は中学二年で、友だちも大変この番組が好きでした。最後に出て来る小森和子さんの解説がとても印象に残っています。SF映画が盛んな今こそ、再放送されるべきだと思います。

 (秋田県仙北郡・〔個人名省略〕)